レコード・コレクターズ
レコード・コレクターズ2020年8月号

レコード・コレクターズ
2020年8月号

定価880円(本体800円)
A5判228ページ
2020年8月1日発行
[雑誌19637-8]


【特集】アイ・ラヴ・ロックンロール!

今回は“アイ・ラヴ・ロックンロール!”と題し、1961年以降にデビューした、“ロックンロール第二世代”と呼べるミュージシャンが残したロックンロール賛歌、そのスタイルやスピリットを受け継いだ曲を集めた特集をお届けします。60年代のブリティッシュ・インヴェイジョンや70年代のグラム・ロック、パンクまで、折に触れロックンロールの原点を確認するような動きが起こってきたのはなぜか。5月に亡くなった偉大なオリジネイター、リトル・リチャード、3月に亡くなった日本でも馴染みの深いアラン・メリルへの追悼の意も込めてお送りします。

  • ロックンロール誕生史(萩原健太)
  • 英米“ロックンロール第二世代”研究(和久井光司)
  • 本誌執筆陣26名によって選ばれた必聴の203曲(青山陽一、赤岩和美、犬伏功、宇田和弘、遠藤哲夫、大鷹俊一、ガモウユウイチ、木村ユタカ、小出斉、小山守、サエキけんぞう、杉原徹彦、杉原志啓、立川芳雄、中重雄、中森泰弘、行川和彦、祢屋康、能地祐子、萩原健太、松永良平、安田謙一、山崎智之、湯浅学、若月眞人、和久井光司)
  • 追悼 リトル・リチャード(小出斉)
 
  • 松浦雅也(PSY・S)
    インタヴュー〜絶頂期のアルバム『atlas』の初アナログ化に加え、ツアー映像が待望のブルーレイ化(村尾泰郎)
  • ニール・ヤング
    破局した恋人との難しい関係を歌った楽曲を収めた未発表作『ホームグロウン』が発掘(森陽馬)
  • ザ・ローリング・ストーンズ
    来日30周年を記念して、<フロム・ザ・ヴォルト>の初期2作品が新たな仕様で復活!(佐藤三十郎)
  • アント・マリー
    ドラマティックなプログレ・ハードを繰り広げるノルウェーのバンドの初期3作と80年の再編ライヴ盤(松井巧)
  • コルティーホ・イ・ス・コンボ
    アフリカ系プエルトリカンの強烈な魂が込められた絶頂期の名盤がリマスターで再登場(山本幸洋)
  • ボブ・ディラン
    初の全米1位シングルを含む先行配信3曲を収めた話題の2枚組新作『ラフ&ロウディ・ウェイズ』(宇田和弘)
  • B・B・キング&エリック・クラプトン
    念願の共演を果たした『ライディング・ウィズ・ザ・キング』が20周年記念盤としてリイシュー(近藤正義)
  • INXS
    マイケル・ハッチェンス率いる豪バンドのハッピーなムードに包まれたライヴ映像作が高解像度で再発に(池上尚志)
  • ビギナーズ:サウンドトラック
    英国らしい凝った作りを今こそ再評価すべきMTV全盛時代のサントラ盤(岡田敏一)
  • 『ランブル 音楽界を揺るがしたインディアンたち』
    米先住民の血を引くミュージシャンのドキュメンタリー映画(佐野ひろし)
  • ロバート・ジョンソン
    義理の妹による新評伝と新たな写真が失われたピースを埋める(稲葉光俊)
 
REGULAR CONTENTS
  • リイシュー・アルバム・ガイド
    国内外でリリースされた幅広いジャンルの旧音源コンピレーションや再発アルバム、映像作品をくわしく紹介。音楽そのものはもちろん、リマスターやパッケージの出来にまでこだわって、豊富な知識をもつ執筆陣が徹底チェックします
    *今月のリリース情報…紙ジャケット、生産限定盤などの予定も可能な限りお伝えします
    *ニュー・アルバム・ピックアップ…ヴェテランの新作から注目の新人まで、編集部が選んだおすすめの新録アルバム
  • インフォ・ステーション……ニュース、書評など
  • [連載]ミュージック・ゴーズ・オン〜中山うり(柴崎祐二)/桑本正士が写した音楽と記憶の風景(長門芳郎)/ブリティッシュ・ロックの肖像(富岡秀次)/アロング・ア・ロング・バケイション(湯浅学)/ヴィクター・ハーバートから夢綴るロスト・アメリカーナ(高橋健太郎)/続・蒐集奇談(岡田則夫)/ちょっと一服(コモエスタ八重樫)/DJフクタケのゆるみっくす7”/ウィ・ヒア・ニュー・サウンズ(武田昭彦)/赤岩和美の海外盤DVD&Blu-rayロック映像情報/初盤道(真保安一郎)/和久井光司のアナログ奇聴怪会/Legendary LIVE in U.K.(写真=イアン・ディクソン)
 

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